【超重要】飲酒で急性アルコール中毒!?仲間や友人のために、一緒に居合わせた私達にできる対処法をお伝えします。
一緒に飲みに行った仲間が、飲みすぎて何度も吐いて動けなくなってしまった事や、呼びかけても反応がなくなってしまった経験がある方は多くいると思います。
「酔っぱらって寝ちゃってるだけだし、ちょっと休ませておけば良くなるだろう」
そんなふうに思い、そのまま寝かせておくと実はそこに大きな危険が潜んでいる可能性があります!
この記事を読んでいただけると、酔いつぶれてしまった仲間への対処法がわかります。
では早速結論からいきましょう。
結論
横向きに寝かせてください。
- する体は横向き、顔がやや下向きになるよう寝かせる
- 少し頭を反らせる
- 下側の手を枕代わりにする
- バランスをとるため、上側の膝を曲げておく
次に、なぜ横向きなのか、どんな危険があるのか解説します。
なぜ横向きなの
酔って寝ちゃうことは誰にでも起こりうることだと思います。
そして、酔っぱらうと多くの人は吐きます。
そこで、一番気を付けなければいけないことは、窒息です。
例えば、酔っぱらった仲間を仰向けで寝かせてしまい、気付かないうちに嘔吐して自分の嘔吐物により窒息することがあります。
嘔吐をしなくても、自分の舌で気道を塞いでしまい窒息する場合もあります。
ポイントは、嘔吐したものがそのまま口の外に出るようにしてあげること、舌が気道を塞がないようにしてあげることです。
まとめ
私が救急隊員の頃、週末の夜になると決まりごとのように、泥酔状態の方を扱っておりました。
特に20代の若い方は、自分の許容範囲の飲酒量がまだわかっていないため、このような事が起きてしまいます。
しかし、対処法を知っている、注意すべきポイントを知っていれば、適切に対応することができると思います。
大きな声で呼びかけても、強い力で刺激を与えても、まったく反応がないような場合等は、救急車を呼ぶことも考慮してください。
ただ、病院に行っても急性アルコール中毒を治す「薬」は存在しないので、点滴して休んで帰るという流れになると思います。
やはり、そういった状態になるまで飲まない、飲ませないことが大事ですね。
私も若い頃は、たくさん失敗して自分の適量を学んでいったものです(笑)
仲間との飲酒は楽しく始まり、楽しく終わりたいものです。
それでは、これからも一緒に学んでいきましょう!
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