【救急救命士が厳選】酸素発生器、酸素濃縮器を検討するなら【5選】

酸素発生器応急手当

救急救命士が厳選。

ネットで買える、酸素発生器、酸素濃縮器を検討するならこれ5選をご紹介します。

  • 自宅でも使える、酸素を発生する機器を検討している。
  • 調べてみたが、たくさんあってどれが良いのかわからない。
  • とにかく性能が良いのを探している。
  • コスパが良い物を探している。

私は、とある療養施設で療養生活を送っていた経験のある方に、実際に酸素発生/濃縮器が療養施設で使用されていたことを聞きました。

具合の悪い方すべてが、療養施設に入れるとは限りません。

まだまだ自宅で療養している方たくさんいらっしゃると思います。

「療養」といっても、実際は自宅でパルスオキシメーターを付けて様子を見ているだけではありませんか?

自宅で少しでも効果的に療養ができるように、この記事ではネットでたくさんの種類がある中で救急救命士である私が酸素流量と酸素濃度に注目して厳選した5選がわかります。 

酸素発生/濃縮器5選

まず酸素発生/濃縮器を選ぶ上で大事なことを2つお知らせします。

  • 酸素濃度
  • 酸素流量

この2つのバランスが大事です。

酸素濃度が高い方が効果的です。

酸素流量が多い方が効果的です。

酸素発生/濃縮器は酸素流量を増やすと、酸素濃度が下がります。

機器から出された酸素はチューブを通って口鼻に装着したマスク等に出てきます。

顔とマスクにどうしても隙間がありますので、隙間から大気中の21%の酸素が混ざってきます。

以上から、実際に肺に入る酸素濃度は商品で説明している濃度よりも低いものになるとお考え下さい。

では、5選紹介します。

①酸素発生器

この特徴は

  • 酸素流量が1ℓで濃度95%の酸素が出てくること
  • 流量は1ℓ~9ℓ(霧化)
  • 濃度は95%~30%
  • 重量6.8㎏

この値段で、酸素流量が1ℓで95%出せるのは他にはなかったと思います。

当然ながら、流量を上げると濃度は下がります。

また、1ℓの酸素流量は強い呼吸苦や息苦しさには効果は薄いと思います。

②OC-5TS

この特徴は

  • 酸素流量5ℓでも90%±3%の酸素濃度が確保できること
  • 流量は1ℓ~5ℓ
  • 濃度は90%±3%
  • 重量は21.5㎏

酸素流量5ℓで90%±3%が確保できることはかなりすごいと思います。

これは酸素ステーションに置かれている酸素濃縮器とほぼ同程度の性能です。

しかし、付属品にマスクがなさそうなので、別でマスクは購入した方がいいと思います。

また、かなり高価です。

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③OC-8TS

上記で紹介した上位版です。

私が話を聞いたのいた療養施設で使用していたと思われる商品です。

  • 酸素流量8ℓでも90%±3%の酸素濃度が確保できること
  • 流量は1ℓ~8ℓ
  • 濃度は90%±3%
  • 重量は24㎏

酸素流量8ℓで90%±3%が確保できることは更にすごいと思います。

しかし、付属品にマスクがなさそうなので、別でマスクは購入した方がいいと思います。

また、②より更に高価です。

④M1O2-C5L

この特徴は

  • 酸素流量5ℓまで93%±3%の酸素濃度が確保できること
  • 流量は1ℓから8ℓ
  • 濃度は1ℓ~5ℓまで93%±3%
  • 5ℓ~8ℓまで93%~70%±3%
  • 重量21㎏

酸素流量5ℓで93%±3%が確保できることは②で紹介した物より性能が良いと思われます。

②③と同じくマスクが付属品でないようなので、別で用意する事をオススメします。

⑤M1O2-S5L

この特徴は

  • 酸素流量5ℓまで93%±3%の酸素濃度が確保できること
  • 流量は1ℓから8ℓ
  • 濃度は1ℓ~5ℓまで93%±3%
  • 5ℓ~8ℓまで93%~70%±3%
  • 重量15㎏

④との違いは、HEPAフィルターを採用しており空気中のゴミ、塵埃等を濾過して清浄化します。

最後に

自宅療養中で、保健所からパルスオキシメーターを配布され様子を見ている方多くいらっしゃると思います。

しかし、パルスオキシメーターの数値が90%を切ったからと119番通報しても、すぐに病院は決まらないのが現状のようです。

救急隊が病院を選定中、自宅若しくは救急車内で救急隊の酸素を吸って病院が決まるのを待つという状態が続いており、長時間の活動となるため、救急隊の差し替えも発生しているようです。

自宅療養中にパルスオキシメーターで数字を管理しながら何もしないのではなく、自宅でできることを探して酸素発生/濃縮器等を検討してみてもいいのかもしれません。

また、酸素流量5ℓで90%±3%以上の性能がある機器は、酸素ステーションに置かれている酸素濃縮器とほぼ同程度の性能です。

↓短時間の使用であれば下記の記事も参考になると思います。

↓おすすめのパルスオキシメーターに関する記事はこちら

それでは、これからも一緒に学んでいきましょう。

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