【教科書にはない】救急救命士が考える心臓マッサージのやり方を解説

心臓マッサージ応急手当

大切な家族が倒れた!外出先で人が倒れた!

呼びかけても反応がない!

呼吸もしているかわからない!

さて、あなたならどうしますか?

この記事では、救急救命士の私が考える、教科書にはない心臓マッサージのやり方をシンプルにわかりやすくお伝えしますので、是非ご参考にしていただけたらと思います。

なお、自治体、病院、消防署等での指導内容と相違があるかもしれませんが、長年救急に携わってきた私の個人的な見解で書かれていますことをご了承ください。

また、この方法を行えば絶対に蘇生ができるとは限りませんのでご注意してください。

結論

私の考えは、型にこだわらずに

「全力」です。

この一言に尽きます!

教科書に書いてあるような、まずは仰向けにします。次に倒れている方の左右どちらかに膝立ちの姿勢になり…

というのは、この記事では割愛させていただきます。

ちなみに、人工呼吸に関しては感染リスクの観点から不要と考えています。

解説

心臓マッサージって全力でやっちゃって大丈夫なの?

と心配になる方もいらっしゃると思いますが、私は大丈夫だと思います。

むしろそれぐらいがちょうどいいと思っています。

なぜなら、全力でやる!と思っていても、実際には生身の人間に心臓マッサージをするという「恐怖」が差し引かれるからです。

だから全力でやる気持ちで臨むぐらいがちょうどいいのです。

それでは、その他を見ていきましょう。

  • 両手は重ねて。
  • リズムは、1秒に2回(圧迫と解除で1回)程度。
  • 回数は、絶え間なくずっと。
  • 位置は、胸の真ん中。

かなりシンプルに記載しました。

しかしこの方が覚えやすいと思います。

ずっとやっているとかなり疲れます。

でもずっとやり続けるのです。

まとめ

私は過去に心臓マッサージを見たことも聞いたこともない方々を対象に、心臓マッサージのやり方を教科書に則って説明し、実際に訓練人形に対してやっていただいたことがありました。

その結果は、正直散々なものでした。

私なりに理由を考えた結果、

  • 目の前の訓練用人形を人形と思ってやっている。
  • 他の方々が見ている前でやるのが照れくさい、もしくは恥ずかしい。

が考えられると思いました。

以上の事から、やり方を知っていることが大事なのではなく、周りの目を気にすることなく、目の前の人に集中して本気で救いたいと思う気持ちが大事なのだと思い、この記事では教科書に書いてあるようなやり方は割愛させていただきました。

そして何よりも重要な事は、行動する勇気です。

この記事を読んでいただいた方は是非、臆することなく勇気を出して行動してみてください。

あなたの勇気ある行動により、助かる人がきっといるはずです。

それでは、これからも一緒に学んでいきましょう!

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