吐血、下血、血便。救急車が到着するまでに確認しておきたい事を7つご紹介します。
吐血、下血、血便等、血液が口やお尻から出てくると、焦って適切な行動を取ることが困難になると考えられます。
この記事を読んでいただけると、上記の症状が発生してから救急車が到着するまでの間に確認しておくと、救急車が到着してから搬送するまでがスムーズに行え、早期に病院の受診が可能となります。
確認しておきたい事7選
- いつ
- どこで
- 何をしているときに
- この症状は初めてか
- その他に自覚症状はあるか
- どのぐらいの量が出たか
- 色は何色だったか
それでは、深掘りしていきましょう。
いつ
これは、具体的に何時頃発症したかです。
何時何分でなくても大体何時頃かがわかればいいです。
複数回あった場合は、1回目が何時頃で、2回目が何時頃というのをメモなり覚えておくといいです。
どこで
これは、どこにいるときに発症したかです。
ほとんどの場合は、発症してその場で119番通報されると思います。
中には、外出先で1回目があり、自宅に戻ってきてから2回目があったので119番通報した等、発症した場所と通報した場所が違う場合が考えられます。
何をしているときに
これは、何をしているときに発症したかです。
例えば以下のような状況が考えられます。
- 自宅でテレビを見ていたら突然吐き気を感じ吐血した。
- 電車に立って乗っていたら突然下血した。
- 便意を感じて、トイレに行ったら血便が出た。
このように、何をしていた時に発症したか言えるようにしておきましょう。
この症状は初めてか
過去にも経験があるのか。
もし、経験があるならその時にどうしたのか。
- 以前はいつ頃発生したのか
- 少量だったので、様子をみていたら改善した。
- 〇〇病院へ行った。
等があると思います。
また、病院へ行った場合
- どこの病院へ行ったのか。
- その病院では何と言われたのか。
これらを覚えている範囲内で答えられるようにしてください。
その他に自覚症状はあるか
お腹が痛い、頭がフラフラする等、自覚されている症状があれば言えるようにしておきましょう。
お腹のどの辺りが痛いのか、具体的に示せるようにするといいです。
また、これらの症状がいつからあるのか。
吐血、下血、血便より先にあったのか、後からなのか、同時期なのか。
そのようなことも伝えられるように覚えておくといいです。
どのぐらいの量が出たか
具体的に大体〇〇mlと言えればいいのですが、ほとんどがそうではないと思います。
コップ何杯分とか、500mlペットボトルの半分等という表現をするといいです。
救急隊や病院はその情報で大体の量を判断します。
色は何色だったか
真っ赤だった。暗めの赤だった。真っ黒だった。等あると思います。
トイレに出た場合は、流さずに救急隊に直接確認してもらうのが正確です。
まとめ
吐血、下血、血便が出て、救急車が到着するまでに確認しておきたい7つをご紹介しました。
これらは、到着した救急隊から聞かれる事だと思います。
特に、お腹の痛みがあったり、血液の量や色は救急隊が重症を判断する材料となりますので、可能な限り覚えておいてください。
また、出血があるということは血圧の変化も考えられます。
ご自宅に血圧計があるようなら測定するのもいいと思います。
以上スムーズに伝えることができれば、搬送がスムーズに行え、早期に病院の受診が可能になります。
それでは、これからも一緒に学んでいきましょう。
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