破格!
心肺停止の66%は自宅で発生。誰でも使える家庭用AED登場。
先日、以下のツイートをしました。
心肺停止は誰にでも突然起こります。
当然、持病がある方の方が可能性は高くなりますが、持病がまったくない方でも起こる可能性は十分にあります。
そして心肺停止の66%は自宅で発生しています。
救急車到着前にどれだけ早い処置ができるかで救命率が格段に変わってきます。
心肺停止に陥ったあと、ADEによる除細動(電気ショック)が1分遅れるごとに救命率は7~10%ずつ下がります。
このことから10分以上除細動が行われないと生存が難しいことがわかります。
救急車が到着するまでの時間は8分程度かかります。
気が付きましたでしょうか。
実は救急車を待っていたら救命率は格段に下がってしまうのです。
ですから、いち早く除細動(電気ショック)ができるように家庭用AEDが大事になってきます。
フィリップス・ジャパン
1953年に日本電子開発株式会社としてフィリップス製品の日本市場への輸入を開始して以降、日本において60年以上活動しています。
突然、あなたの目の前で人が倒れた時、AEDが近くにあれば、医療従事者でなくても、一般人でも命を救える可能性があります。
救命には迅速な電気ショックが欠かせず、救命現場に居合わせた一般人による電気ショックを可能にしたのがAED(自動体外式除細動器)です。
2004年7月以降、一般人でもAEDによる電気ショックを行って人の命を救うことができる時代になりました。
フィリップスは、心臓突然死からの救命が当たり前の世の中となり、健康で安心の日常を確保することを目指します。
PHILIPS ハートスタートHS1 Home
そのフィリップスから、ついに家庭用AEDがAmazonで販売となります。
- 低エネルギー(150J)で除細動に必要な高い電流を流すことで、心臓へのダメージを考慮した技術を搭載。
- ペースメーカーにも対応しています。
- パッド、バッテリを装着した状態で重量わずか1.5kg。
- 高さ7.2cm、奥行19cm、幅21cmとコンパクトなサイズ。
- ショック実行後、またはショック不要判断後に青のi-ボタンを押すと、心肺蘇生法のコーチング機能が起動し、音声ガイダンスが指示を出します。
- 胸骨圧迫と人工呼吸の適切な回数、速度、深さについて音声で合図します。
- HS1は米国において医師の処方箋なしで一般市民の購入が認められた初のAEDです。
- フィリップスのAEDは2019年6月現在、世界130か国に出荷されています。
- 耳の不自由な方のご使用にも配慮
- 未就学児にご使用いただける小児用パッド(オプション)
家庭用と謳っているだけあって、AEDの価格としては破格の値段です。
かといって簡単に購入できる金額ではないのも確かです。
しかし、AEDは私たちの「命」に関わる機器です。
公式サイトによると、AED本体の耐用期間は製造から8年とされています。
これは本体価格を181,778円とした場合、単純計算で月々約1900円で自宅にAEDを置くことができるのです。
月々約1900円で自宅にAEDを置くことができると考えれば、これは安いですよね。
まとめ
- 心肺停止の66%は自宅で発生しています。
- 持病がなにもない方も突然発症する可能性があります。
- 心肺停止に陥ったあと、1分経つごとに救命率は7~10%ずつ下がります。
- 救急車が到着するまでの時間は8分程度かかります。
救急車の到着を待つのではなく、自宅にAEDを置いておき使用できれば救命率は格段に違ってきます。
これからは、一家に一台AEDの時代なのかもしれませんね。
フィリップスのAEDを配置している消防署はたくさんありますが、消防署で使用しているAEDはフィリップスだけではありません。
↓AED専門店、AEDコム【日本光電工業株式会社のAEDを扱っています】
日本光電工業株式会社のAEDも消防署でよく使われています。
AED本体の金額は不明ですが、無料見積もりができますので是非こちらもご検討ください。
それでは、これからも一緒に学んでいきましょう。
コメント