【救急隊使用】感染症対策。現場で使われているN95マスク【3選】

N95マスク救急資器材

救急隊使用。

感染症対策。実際の現場で使われているN95マスク3選をご紹介します。

  • 連日感染症患者の方と接触している救急隊はどんなマスクを使っているのか。
  • 不織布マスクだけでは、なんとなく不安。
  • N95マスクを調べてみたが、どれがいいのかわからない。

今回は、なぜ救急隊はN95マスクを使用しているのか、どのような効果があるのか。

以上を簡単解説していきます。

N95マスクとは

NIOSH(アメリカ労働安全衛生研究所)のN95規格をクリアしているものです。

「N」は耐油性が無いことを表し( Not resistant to oil )

「95」は試験粒子を 95% 以上捕集できることを意味しています。

N95マスクの役割は空気感染源を捕集し、呼吸器感染のリスクを低減することです。

N95マスクとは、空気感染のリスクを防ぎ、不織布マスクより断然効果的なマスクなのです。

救急隊は、どんな患者さんが現場で待っているかわかりません。

だから救急隊はN95マスクを着用するのです。

では、実際の現場で使用されている3種類見ていきましょう。

重松製作所 DD02V-N95-2K

まずは、重松製作所のN95マスクです。

重松製作所はJASDAQに上場されている企業で、創業1917年の会社です。

防塵マスク、防毒マスクなどの保護具の専門メーカーです。

  • Λ(ラムダ)形になった保形テープが立体構造をしっかりキープ!
  • 3つの機能(アジャスター、クッション、鼻当て)で漏れなく安全。
  • 排気弁付。熱気やムレによる息苦しさや不快感を軽減します。
  • 金属部品を使用していません。
  • 梱包形態:名刺サイズ

排気弁はあった方がいいです。

N95マスクは性質上、排気弁がないと正直息苦しいです。

3M 9322J-DS2

3M(本社:米国ミネソタ州)は、Science(サイエンス)をベースに生み出されるイノベーションを通して、人々の生活を豊かにすることを目指します。

環境保全、企業責任、社会的責任、経済発展を通じて地球の持続可能性に貢献しながら、サイエンスとイノベーションを活かして、世界中のすべての人々の生活に深く関わっています。

  • 液体防護性があり、血液・体液の曝露予防にも有用。
  • 着用中にズレにくい可動式三面構造
  • 排気弁
  • 個包装

三面構造は個人的に好きな形です。

人の顔によって一番フィットする形が違ってきます。

興研 サカヰ式 ハイラック350型

興研株式会社はJASDAQに上場されている企業で、防塵、防毒マスクを手掛ける大手メーカーです。

  • 装着感に優れるFF(フリーフィット)リップ採用。
  • しめひもの長さ調節が可能。
  • カップ型で折りたたみ可能。
  • 金属部品未使用。
  • 長期保管期限5年。
  • 安心の生産体制(国内・海外での生産体制)

とにかく装着感が優れており、顔との密着性が違います。

最後に

119の現場では、患者さんがどんな持病があったり、どのような感染症があるか、わからない状態がほとんどです。

中には、意識がなかったり、しゃべることができない状態の方もいます。

そういった方と毎日のように接する救急隊は、常に最悪の事態を想定して準備します。

感染症に対する装備もそうです。

もはやN95マスクは救急隊の標準装備になろうとしています。

今までは、不織布マスクで活動していた事案も、現在では全事案N95マスクを着用して活動するようしているとも聞いたことがあります。

救急隊が感染したニュースを耳にしないのは、こういった装備のおかげなのかもしれませんね。

↓こちらも参考にしてください。

それでは、これからも一緒に学んでいきましょう。

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