救急救命士国家資格保有の元救急隊員が完全断言。
救急救命士国家資格の取得は大学で取るべき?それとも専門学校で取るべき?
現場で約10年間、年間3000件を超える出場をしていた救急車に乗務していた私が徹底解説します。
救急救命士資格に興味あるが、大学へ進学して勉強するべきなのか、専門学校で勉強して取得するべきなのか悩んでいる方、いらっしゃると思います。
この記事を読んでいただけると、どちらで勉強して救急救命士の資格を取得するべきかがわかります。
結論
まず結論ですが、私は専門学校で勉強して取得するべきだと考えています。
その理由を大学と比較してお伝えします。
- 学費が安く済む
- 取得までの年数が短い
- 公務員試験に早く挑める
以上が挙げられます。
更に深掘りしていきましょう。
学費が安く済む
これはそのままですね。
通う年数が短い分、学費が安く済みます。
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取得までの年数が短い
大学は4年間あります。
専門学校は2年間で取得できます。
時は金なり。
早く取得できるに越したことはありません。
公務員試験に早く挑める
2年間、大学生より早く試験に挑めます。
この2年の時間短縮の差はすごいことです。
大学生は残りの2年間大学の学費を支払う。
専門学校卒業し公務員試験を合格した方は、2年間消防署等で勤務し給与を得ることができる。
一方は支払い、一方は稼ぐ。
上記の2パターンの差は、同じ2年間で1000万近くになる可能性もあります。
大事なこと
大学で4年間学んだ方が、専門学校では学べない事もたくさんあるのではないか。
と考える方いらっしゃると思います。
私もそう思います。
ただ、現場で約10年間救急車に乗務して、大学で救急救命士資格を取得してきた人、専門学校で取得してきた人たくさん見てきました。
正直なところ、実力に大差はありません。
どれだけ学んできたかより、これから実際の現場でどれだけ学んでいけるかが大事だと思います。
そこで、大きく差は生まれます。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
救急救命士資格取得は、大学か専門学校か。
私は完全に専門学校派ですが、最終的にどちらを選ぶかは皆さん次第です。
ただ、学費を支払うのは大抵の場合、親御さんになると思います。
親御さんは皆さんに投資をしています。これは見返りを求めない投資です。
救急救命士資格を取得して、119番通報をして困っている人に対して最高のパフォーマンスを提供することが、還元する唯一の方法だと思います。
※救急救命士資格は消防署等で勤務し始めてからでも取得可能です。詳しくは別の記事でご紹介します。
それでは、これからも一緒に学んでいきましょう。
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