持病がある方専用。
普段から準備しておくことで、救急車要請時、劇的に早く病院へ行ける方法をお伝えします。
- 今までいろいろな病気を患ってきた方。
- 入院や手術を何度かしたことがある方。
- 現在治療中の病気が色々とある方。
救急車を要請して、到着した救急隊へ状況を説明する際に、既往症(持病や治療中の病気)の有無は必ずと言って聞かれます。
その時になって、思い出すの大変ではありませんか?
そうでなくとも、具合が悪い時に早く病院へ行きたいと思いますよね。
この記事を読んでいただけると、自身の持病に関して必要最低限の情報提供で救急隊へ伝えることができます。
紙に記録しておこう
まず、結論です。
普段から、今まで経験した病気や治療中の病気を紙に記録して残して準備しておくこと。
その紙を事前にコピーしておき、救急隊へ手渡してください。
それだけで持病に関して伝えることは、ほぼ終わりです。
では具体的に何を記載しておけばいいのか説明します。
いつのこと?
その病気を発症した時期。
完治していれば〇年○月頃~○年○月頃。
入院していたのなら、いつからいつまで。
治療中?
これは大事な項目です。
現在も治療継続中なのかどうか。
それがわかるように記録しておきましょう。
病名は?
どんな病気やケガを患っていたのか。
病名がわからなくても構いません。
その場合は、「心臓の病気」や「整形外科にかかっていた」等
だいたいの情報を記録しましょう。
病院は?
どこの何という病院にかかっていたのか。
現在は通院しているのか。
現在も通院中であれば、診察券番号も記載しておきましょう。
もし覚えていなければ「○○県」の病院等、覚えている範囲で記録しましょう。
後遺症等は?
その病気により何か後遺症等がある場合、記録しておきましょう。
例えば
- 脳梗塞の既往があり、左半身に少し麻痺が残っている。
- 認知症があり、普段から名前や生年月日が言えない。
救急隊は、現在の症状が普段からなのか、そうでないのかが知りたいのです。
まとめ
救急車を呼んでから、自身の持病に関して説明するのは大変だと思います。
そうでなくとも具合が悪い時にあれこれと説明するの辛いですし、それより早く病院へ行きたいですよね。
それと、かかりつけがあっても今から行って診察してくれる医師が、普段診てくれている医師とは限りません。
ですので、持病に関しての情報はかかりつけの病院であっても必要になってきます。
- いつのこと?
- 治療中?
- 病名は?
- 病院は?
- 後遺症等は?
以上を紙に記録しておき、いざという時にコピーを救急隊へ手渡すことで、救急隊は短時間で持病に関しての情報を把握することができ、病院へも適切な情報提供ができます。
それは即ち、私達が早く病院へ行くことができます。
また、紙に記録しておくことは他人に聞かれたくない、知られたくない持病がある場合にも有効です。
↓是非こちらの記事も参考にしてください↓
それでは、これからも一緒に学んでいきましょう。
コメント