呼びかけても反応がない、目を開けない、眠っているのとは違う、意味不明な事を言う、いつもと様子が明らかに違う。
意識がなく痙攣をしている、泡を吹いている、白目をむいている。
頭が割れるように痛い、頭痛の訴えの後に倒れてしまった。
私達が普段生活をしていく上で、上記の訴えのある方に遭遇することは決して珍しいことではないと思います。
いざ具合の悪そうにしている人を見つけた場合、119番通報するべきなのか、そうではないのかの判断をすることはとても難しいと思います。
この記事では、自宅や外出先でこのような症状のある方を見つけたら、すぐに119番通報をお勧めする10選をご紹介します。
意識、痙攣、頭痛に関する症状10選
- 呼びかけても返事ができない。
- 突然発症した。
- 顔の左右どちらかの動きが悪い、話し方がおかしい、ろれつが回っていない。
- 言動が明らかにいつもと違う。
- 片側の手足の動きが悪い、痺れがある、力が入らない。
- 頭を打った後に発症した。
- 今まで経験したことのない、頭の激痛を訴えている。
- 嘔吐している。
- 痙攣が治まらない。
- まっすぐ歩けない。
このような方を発見した場合は、すぐに119番通報しましょう。
意識、言動、顔や体の片側半分にだけ現れる症状等は頭の中の病変が原因であることがあります。
今回ご紹介した10選に該当している場合は、特に可能性が高いと思います。
例えば、話し方がおかしい、ろれつがまわっていない、顔の左右どちらかの動きが悪い、片側の手足の動きが悪い。このような症状が起きた場合は、頭の中の血管に異常が起きている可能性が高いと判断することができ、いち早く病院の受診が必要となってきます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、意識状態に関すること、痙攣に関すること、頭痛に関することに絞り込んで10選にまとめてご紹介しました。
突然、目の前の人が痙攣し始めたらビックリして慌てることもあると思います。
しかし、事前にどう対応すべきなのか知っていれば、慌てることなく対応することができると思います。
最後に、今回の10選に該当していないから119番通報する必要がないのではなく、最低でもこの10選のいずれかに該当していれば、すぐに119番通報するべき症状であることを忘れないようにしてください。
それでは、これからも一緒に学んでいきましょう。
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